突然ですが、私たちはSNSで買い物する時代に生きています
もはや私たちは、SNSでものを買っていると言っても過言ではありません
実際、世界の人口の約3分の2が、SNSで見た情報をきっかけに行動を起こしているというデータも出ています
たとえば最近、「奇跡の歯ブラシ」の広告をSNSでよく見かけるようになりました。
めちゃくちゃ流れてくるので、興味しか湧きません(笑)
そして今日、たまたま立ち寄ったお店でその「奇跡の歯ブラシ」が店頭に並んでいるのを発見してしまい――「……買っちゃいました。笑」
(結構横幅狭いです!)
そんなこんなで、「SNSの影響で行動している3分の2の人」って、
自分もだなあと実感している今日この頃です。
というわけで今回は、
「SNS時代の購買行動を味方につけるための3ステップ」をご紹介します!!
SNS成功のステップ
SNSをうまく活用できれば、
今の時代、本当に向かうところ敵なしの状態をつくることができます。
それだけ、SNSはビジネスにも影響力にも直結する時代です。
ただぁ!「SNS=バズらせなきゃいけない」と思い込んでいる方が、多い気がしています。
バズの正体って、実は誰にも正確にはわかりません。
・なぜ急に拡散されたのか?
・どこで火がついたのか?
・何が刺さったのか?
その答えは、後からなら分析できても、前もって狙って起こすのは至難の業
あのヒカキンですら、
「再生回数があまり取れなかった動画がある」と言っているほど。。。それだけ難しいのですね
①バズよりも「口コミ」をもらう仕組み
SNSで「バズれば勝ち」──
そんな風に思われがちですが、
本当に集客効果を出したいなら、バズより口コミの仕組みを整える方が
よほど簡単で成果にも直結します
実は、ある調査では「知人や家族からの紹介で申し込んだ人は、そうでない人よりも成約率が約4倍高い」というデータも出ています。
しかも、紹介されて来た人はすでに一定の信頼や興味を持っているので、
自然と行動にもつながりやすいんです。
その中で、これいいなぁ~と思っているのは
最近よく見かけるのが「コメント欄での質問回答」
ユーザーがコメントした内容にクリエイターが答えることで、

「自分の声が動画に取り上げられた!」
という特別感が生まれます。
これは、ある意味“動画に間接出演している”ような体験ですよね。
この仕組みがあるからこそ、ユーザーは「またコメントしてみよう」と思い、関係性が深まっていきます
「やってみた!」を生む参加型コンテンツの力
この「参加型の設計」は企業アカウントにも応用可能です。
たとえば、あるブランドが
「#○○やってみた」
といったテーマでユーザーに発信を促し、その投稿を公式アカウントがリツイート。
すると、それを見た他のフォロワーが「私もやってみたい!」と感じて参加し、
自然な口コミが生まれていきます
実際、ある美容ブランドでは「おうちエステ選手権」という企画を実施し、
日常のルーティンを投稿するだけで公式が紹介してくれるという参加型の仕掛けが、
数千件規模のUGC(ユーザー生成コンテンツ)につながりました。
もちろん、売上もうなぎ登り~~~
②フォロワーの「数」より「質」を高める
SNS運用の相談を受けていると、よくこんな言葉を耳にします👂
「フォロワーが全然増えないんです…」
「まずは1万人を目指したいんです」
たしかに、フォロワー数がある程度いないと情報の拡散力が出ないのも事実ですが、
だから「フォロワーを増やしたい」という考え自体は、半分正解です。
でも実は、それと同じくらい、いやそれ以上に重要なのが
フォロワーの質なんです。
極端なことを言えば、
アカウントをフォローしているだけで、何のアクションもしないフォロワーが1万人いても、
発信にはほとんど意味がありません。
一方で──
・毎回の投稿にリアクションしてくれる
・コンテンツをシェアしてくれる
・サービスに興味を持ってコメントしてくれる
こうした「関係性の深いフォロワー」が100人いれば、それだけで反応率の高いアカウントになります。
つまり、“広げるための人数”より、“動いてくれる人の数”が大切だということです。
③ ユーザーが「紹介したくなる」きっかけを設計する
SNSや口コミが主戦場になっている今の時代
本当に強いのは、ユーザーが自ら紹介したくなる”仕組みを持っている商品やサービスです。
「勝手に広まっていく仕掛け」があれば、もはや企業側から必死にアピールする必要もありません。
たとえば、前澤友作さんが話題になった「お金配り」
あの投稿を、最初に見たのは公式アカウントではなく、誰かのリツイートだった
という人がほとんどではないでしょうか?(私もです!!)
誰かが誰かに伝えることで情報が拡散され、
「私もやってみよう」「面白いからシェアしたい」と感じる。
この連鎖こそ、SNSが最も得意とする流れであり
ココがポイント
自走するマーケティング”の完成形です。
二郎系ラーメン「歴史を刻め」の事例に学ぶ
もう一つの好例が、関西の二郎系ラーメン店「歴史を刻め」
このお店では、お客さんが自分で「コール」と呼ばれる注文スタイルを叫びます。
「ヤサイマシマシアブラニンニク!」というようなフレーズが独自すぎるのです
「地獄盛り!」「ナイル川」などなどユニークなコールが溢れています
私の友達は、「バナナ盛り」といって、バナナの形で出てきたそうです
これが横置きされたみたいに出たらしいです(笑)

店内に響き渡り、それを受けて店員さんがドカっと盛るという演出。
この体験そのものが、来店した人の“ネタ”になるんです。
・動画で撮りたくなる
・SNSで投稿したくなる
・友達に語りたくなる
こうして「体験をきっかけに紹介される仕組み」が生まれ、結果的に二郎で一番行列ができるほどの人気店になっています。(一番かは分かりませんが、大阪では間違いないと思います)
最後に
紹介した3つのことは全てできたら、間違いなく
事業は成功します
この3点を意識するだけでも、今までとは違う見え方ができるかもしれません
・フォロワーの数より質を高める
・口コミを自然に生む参加型の体験を設計する
・紹介のきっかけを小さくてもいいので仕込んでおく
もちろん、垢バンには注意しながらですよ(笑)
お互いでいいものを作っていきましょう!!