価格を決める際には原価の30%でそのあとは固定費と変動費とあれやこれやと
とても大変なイメージがあることでしょう
実際に価格を決めることは難しいことです
初めなら、利益が出る程度と考えますが、
社員数が増えてきたりと世の中の情勢やらで
価格を変動させていかなければなりません
極論すぎますが、高価格帯で売ってしまえばいいのではないのかと思っていたりしています
お客様には「高い!」と思わせなければいいのです
お客様の課題を解決できるものなら、人はある程度の金額なら払うのです
利益が上がらない、価格設定が難しい。
困った~と思われている。
そこのあなた!
夢のような話をしていきます
価格の決め方で失敗しない!人には「価格のモノサシ」がある
人は無意識のうちに「このくらいが妥当だろう」という価格のモノサシ(基準)を持っています。
このモノサシがあるかないかで、同じものでも「高い」と感じるか「安い」と感じるかが変わってくるのです。
たとえば、私はよく冷凍パスタを食べます。
200円ほどで、お店に出してもおかしくないくらい美味しいですね~
でも、これを外食で食べようとすると、サイゼリヤでも500円はかかります
だから私は、パスタを外で食べるという選択肢を最初から持たないのです。
一方で、「高いのに売れている商品」もあります。
タピオカが一時期ブームになったのは、その代表例です。
台湾では150円ほどで売られているのに、日本ではその3倍の価格でもバンバン売れていました。
それを高いと思う人がいなかったのは、「価格のモノサシ」がなかったからです。
失速した経緯もこの記事で書いてますので、ご覧くださーい
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モノサシがズレると「高単価」が成立する
このように、人の価格感覚がズレると、普段なら成立しないような価格でも通ってしまうことがあります。
ホームページ制作を例に挙げましょう。
相場は30万〜50万円ほどですが
実際には内容の修正やコンテンツ追加程度であれば、1〜2万円程度でも対応できます
でも、それを知らない人からすれば

そんなに安くできるの?
と驚かれます(笑)
逆に、まったく知らない人に対して10万円を請求しても、
「そういうものか」と受け入れてしまうケースすらあります。
悪徳商法すぎますが、、、、、
このように、価格の判断は知識の量で決まるのです。
「価格のモノサシ」がないとき、人は価格を受け入れる
ここからは、あなた自身のビジネスへの応用です。
あなたのビジネスにも、チャンスは必ずある
「えっ、そんなに安いの?もっと高いと思ってた」
そんなふうに驚かれること、ありませんか?
それこそが、「価格のモノサシ」が相手にないことの証拠です。
もちろん、買ったあとに「思った以上に良かった!」と感じさせることも大事ですが、
今回のテーマは「購入前の価格の話」です。
ここで重要なのは、まだ相場感が形成されていない領域に、あなたの商品を位置づけることです。
実例:ココイチと松屋の差も「モノサシ」で説明できる
最近、カレーチェーンの「ココイチ」は売り上げが8か月連続で前年割れになっています。
一方、同じように単価が上がっている「松屋」は売り上げが伸び続けています。
この違いも「価格のモノサシ」があるかないかで説明ができます。
松屋は、海外風メニューや異国のスパイスカレーなど、日常にない選択肢を出してきます。
人はそれを「食べたことがない=値段の妥当性がわからない」と感じます。
その結果、価格のモノサシが機能せず、「高いか安いか」の判断が曖昧になるんです
そこに「美味しそう」「新しい」「一度食べてみたい」という感情が加わると、価格を理由に拒否されにくくなるのです。
実際にめちゃくちゃ売れているのもその影響かと思います


「価格のモノサシ」を外せば、価格の自由度が上がる
あなたのビジネスにも、この考え方を応用できるはずです。
参考
- 「相場が形成されていない領域にポジションを取る」
- 「あえて比較できない商品設計にする」
- 「相手の価格モノサシを崩す情報提供をする」
たったこれだけで、今まで難しかった高単価商品が売れやすくなる可能性があります。
もちろん、営業手法を変えることでも売れるかと思いますが、
不特定多数のユーザに届けるには打って付けな戦略だと思います
ぜひ一緒に作り上げていきましょう!