マーケティング

「感情マーケティング」~心を動かすから売れる

やれることは、全部やった。
教えられたことも、一つ残らずやった。
前より反応もちゃんと上がってる。

でも、

「こんなんじゃ足りない」
「もっと結果が出ないと困る」
「こんなはずじゃなかった」

でも、効果が薄い。
何とも言えない、焦りなど感じていませんか?

そんな悩みを解決するお話をします!

「感情マーケティング」~心を動かすから売れる

人は、感情を何かしら動かされたときに、初めて物を買ったり、行動に移したりします。

だけど最近のマーケティングを見ていると——
うまく見せようとするテクニック、
丁寧な説明、
これで成功しました!」みたいな事例。

確かにすごいですが、
でも、そこに「本当の熱」って、感じられないことが多いです。

商品にかける想い。
届けたいという必死な気持ち。

ココがポイント

そんなものが、まるで置き去りにされている気がするんです。

思い返してみてください。
あなた自身も、過去を振り返ったらきっとわかるはずです。

恋愛だって、部活だって、仕事だって、
全部——
心が動いた瞬間に、人生を動かしてきたはずです。

それは、誰かの熱い言葉だったかもしれない。
時には、悲しみや悔しさだったかもしれない。

でも間違いなく、強い感情があったから、
人は「決めた」んです。

行動させるためには?

最近、うまく伝えなきゃいけない。
洗練されてないとダメ。
実力があるように見られたい。

そんな見栄が、心のどこかでじゃまをしている人が増えているように思います。

でも、本当にそれで伝わるんでしょうか?
心を動かせるんでしょうか?

結論から言えば、
率直に「自分はこう思った」と伝えること。

それが一番、人の心を揺さぶります。

人は本音に触れたとき、立ち止まりたくなる。
きれいに整った正解じゃなくて、

人は泥くさくて、むき出しの感情に惹かれるんです。

人が“見たくなる”感情とは

たとえば、YouTubeのサムネやタイトルを思い出してみてください。

「許せないことがありました」
「マジで○ねよ」

中身がどうであれ、
え、なにがあったん??」って気になってクリックしませんか?

ただ怒っているだけなのに、
それだけで何百万回も再生される動画もあります。

有名なのは、ヒカキンさんがコンビニに怒っている動画。
話してるだけ。

でも、1,000万再生を超えています。
コンビニに喧嘩を売られたヒカキンさん

これはもう、感情の力がどれだけ人の行動を引き出すかの証拠です。

「え?当たり前でしょ?」と思いましたか?
もちろん当たり前です。

ココがダメ

この当たり前のことが抜けているからうまくいかないんです!

体験談:感情を込めたら、質が一気に変わった話

ある整骨院の話です。
集客にはまったく困っていない。広告もポータルサイトも、反応はバッチリ。

でも、先生からこんな悩みが出ました。
来てくれる人の“質”を上げたい」と。

ここで言う“質”とは——
一回来て終わるような一見さんではなく、ちゃんと通ってくれるリピーターにしたいということ。

なので、広告や媒体には問題がなさそう。
となると、あとは「先生の伝え方」にしか原因がないのでは?と思いましたが違いました

ミーティングの場で、先生がボソッとつぶやいたんです。

「そもそも、来てる人が最初から微妙な気がする」

さらにこうも言いました。

「人が増えても売上が伸びるわけじゃないし、来たい人だけでいいですよ」

この言葉を聞いて、思い切って方向転換しました。
HPの文章に、先生の“感情”をこれでもかと込めることにしたんです。

作った文章は、まさに本音だらけ

自由なメモ

保険使う人は当院には不向きです
こんな整骨院はいやだ
お客さんのこんな行動はいやだ
腹が立つ症状~そんな体になるまでなぜ放っておいた~

お客さんの数は確かに少し減りました。
でも、リピート率は激増。売上も倍以上になったんです。

ひと
ひと

「先生の言葉が刺さった」
「この人に任せたいと思った」

そんな声が続々と届きました。

あとで調べてみたら、これが「感情マーケティング」と呼ばれる手法だと知ってビックリ。
「うわ、勉強不足だったな〜…」と、心から思いました。

うまくやろうとしなくていい

伝えるのが下手でもいい。
言葉が整ってなくてもいい。

必要なのは、本音
そして、

うまくやることより、
どうしても伝えたいと思う気持ちがあるかどうかなんです。

私も感情出して書いていきます!

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