マーケティング

売上アップは顧客理解から!ディズニーの戦略に学ぶ

「売上を上げるって難しい…」そう思っていませんか?

実は、案外シンプルなことなんです。

カギとなるのは、お客様の「感情」を理解すること。

「感情マーケティング」~心を動かすから売れる

2025/4/30  

やれることは、全部やった。教えられたことも、一つ残らずやった。前より反応もちゃんと上がってる。でも、 でも、効果が薄い。何とも言えない、焦りなど感じていませんか? そんな悩みを解決するお話をします! ...


数値だけでは見えないお客様の行動パターン、満足度、悩み、不満、
そして皆さんのお店や商品との関係性。

これらを深く掘り下げていくことで、これまでとは全く異なるアプローチや、売上アップへの新たな道筋が見えてくるはずです。

ディズニーが年間パスポートをやめた理由から学ぶ

なぜディズニーは年間パスポートを廃止したのでしょうか?
多くの人がコロナ禍の影響だと考えます。(正解です!!)

確かにそれも一因ですが、もっと深い理由がありました。

結論から言うと、

売上が大幅に減少したから

年間パスポートを持っているヘビーユーザーは、頻繁に来園する一方で、意外にもパーク内で多くのお金を使わない傾向がありました。

しかし、久しぶりに来る人、初めて来る人、そして「一生に一度の思い出に!」と訪れる人はどうでしょう?
彼らはホテルを取り、思いっきりパークを楽しむために、惜しみなくお金を使います。

コロナ禍で来場者数が3分の1にまで減少したディズニーが目をつけたのは、この「客単価」でした。
生き残るためには上げるしかないのです。

売上を上げるためには、一人あたりが使う金額を増やすしかない。
そのためには、年間パスポートを終了させるしか方法はなかったのです。

さらに、ディズニーはディズニー課金システムを導入しました。
これにより、ゲストは時間の制約から解放され、

お土産を買う時間やレストランでの食事を楽しむ時間が増えました。

結果として、客単価を1.4倍にまで伸ばすことに成功したのです。
満足度の向上もセットで!

特に、日本のように海外と比べてアトラクションの待ち時間が長い国では、この施策が絶大な効果を生んだと言われています

他のビジネスにも応用できる「客単価アップ」の視点

このディズニーの成功事例は、他のビジネスにも大いに応用できます。

たとえば、ある企業では売上が34%も落ち込んでしまったことがありました。
しかし、彼らはあるシンプルな施策で、売上を前年度と同水準まで回復させたのです。

それは、商品の価格を10%上げたこと。詳しい戦略は公にされていませんが、行ったのは本当にそれだけでした

またまた、私のクライアントで高単価でお客様に提供している所があります
一回で10,000円もいくのです
なのに、お客様はリピーターばかりでどんどん毎日のようにやって来る
「技術が他と違うから」と言っていましたが、それだけで来るとは思えません

しっかりと分析をした結果、あるお客様がブログで自分が治った話をしていたのが要因でした

そう、その人が昔はこんな感じで、生活が不便だったのが普通に暮らせるようになったと
紹介していたのです
その人が有名な人で度々登場するのもですから
そこがとても有名な場所になっていたのです
新規がどのくらいだとかは数えだすとほんとに切りがないくらいです

最後に

今回の話は、説明がなかったら
あ年パス終わったんだ~。値段上げたんだ~

のような単純な話になるかもしれないですが、しっかりと考えられた戦略にあったのです
ディスニーでいえば、顧客を選定することで、年パスをなくす方向になった
ある場所でいえば、熱狂的なファンを作れていたからこそのように

うまくいっているところは何かしらの理由があるのです
その理由を一緒に探してみませんか?


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